デザイナーの野中 です。
私にはあまり趣味といえる趣味はないんですが、人から訊かれた時にはレコード収集と答えています。20代の頃。渋谷には今よりもっとたくさんのレコード屋がありました。レコード屋に入り浸り、一日に何軒もまわってレコードを買い漁りました。
何百枚、何千枚の中からレコードを選んでいく際、アーティスト名や曲名、解説や年代などのキャプションに記載されているデータをひとつひとつ見ていくと膨大な時間がかかってしまいますので、棚から引き抜いた瞬間にジャケットを見て、ピンとくるものだけをピックアップし、データを参照して場合によっては試聴する、という方法をとっていました。
レコードの中身である音楽のテイストは、少なからずジャケットのデザインに表れます。フォントの選び方やサイズ、色づかい、イラストや写真の扱い、写っているミュージシャンの髪型や服装...特に、長い間聴き続けられているものは、ジャケットのビジュアルが音楽に欠かせない要素の一つにさえなっているように感じます。
今日、会社帰りに聞きに行ったJAGDAのトークショウで居山さんがおっしゃっていた、BLUENOTEやELENCOのジャケット(もちろん中身もですが)は特にいい。全く同感です。
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